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​龍谷大学 今里ゼミ

りゅうこくだいがく いまざとぜみ

龍谷大学今里ゼミでは、「持続可能な地域の在り方について考える」をテーマに、2015年から京都府京丹後市丹後町宇川地区をフィールドに活動しています。

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真実を求め、
真実に生き、
真実を顕かにする。

3つのプロジェクト活動

ゼミでは、現在、豊かな宇川の地域資源を地域の活性化に結びつけようと、

地域の方達に協力していただきながら、3つのプロジェクトを進めています。

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今里田プロジェクト

宇川の食材で地域活性化​ 

 < 主な活動 >

  1. 今里田での手植え・手刈り・無農薬のお米づくり

  2. 今里農園での無農薬の野菜づくり

  3. 地域や今里田・農園のお野菜・米を活用したジビエ(京丹後産)、サバを使ったカレー缶の開発・販売

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情報発信プロジェクト

宇川の魅力を発信​ 

 < 主な活動 >

  1. SNS、ホームページでの情報発信

  2. 地域の方に全戸配布しているニューズレター(月報今里)の発行

  3.  宇川の魅力を伝える情報誌、MAPなどの作成

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自然・交流プロジェクト

宇川の自然と人との関わりから

多様な価値観にふれあう地域活性化

 < 主な活動 >

  1. 宇川小学校のこどもとのわくわく教室

  2. 宇川小学校6年生との総合学習

  3. 自然体験プロジェクト

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地域活動のお手伝い

また、ゼミでは、地域の方達が実施される様々な地域イベントに参加し、運営のお手伝いもしています。(浜掃除、水路掃除、そうめん流し、夏祭り、文化祭など)

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調査・研究活動

そして私たちは宇川の活動だけでなく、大学で集まり、地域に関する本を読んだり、調査結果を分析するなどの研究活動も行っています。11~12月ごろには政策学部や複数の大学が参加する政策コンテストがあるため、夏休み頃かから準備を進め、ゼミ生全員で、全力で取り組みます。今里ゼミは毎年、賞を獲得するなどの素晴らしい成果を残しています。

(2021年度:2位、2020年度:1位、2019年度:3位、2018年度:1位など)。

宇川では少子高齢化が進み、人口減少が進んでいますが、宇川には魅力的な人々、豊かな自然に食材などたくさんの魅力があります。

 

そのような魅力を少しでも伝えたいと、私たち今里ゼミでは2015年から地域の方達に教えていただきながら、手植え・手刈りの無農薬米をつくり、大学の生協などで販売してきました。

この無農薬米を使って、もっと幅広く「宇川の魅力を伝えられないか」と考える中でスタートしたのがカレープロジェクトです。

 

無農薬米をそのまま「お米」として活用するだけでなく、お米を「米粉」に加工し、カレールーとすることで、お子様から大人の方まで幅広い世代に人気な「カレー」を通じて、宇川の魅力をたくさん発信できると考えたのです。

 

こうして、米粉の入ったカレーによって、宇川の魅力を伝え、宇川と宇川外のたくさんの方達の間に橋をかける、「宇川をかける」カレープロジェクトがスタートしました。

宇川の食材を使用し、地域の自慢になるカレーをつくりたい!

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山のみえるジビエカレー

宇川では、山に住む動物たちが人間の居住空間まで下山し、畑を荒らすなどの獣害が出ています。

 

獣害と言えば、悪い意味になりますが、それをジビエと言えば宝の山です。

 

地域から不要とされているものを、必要とされるものに変えていけたらと思い、

今回、ジビエを使用したカレーを作りました。

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海のみえる鯖カレー

京丹後市(宇川)では鯖缶を使った「ばら寿司」が全国的にも有名です。そこで、宇川のお土産であり、馴染みのある「鯖」を使えないかと、「鯖カレー」のレシピ作りが始まりました。

材料として選んだのは、「京の鯖」の鯖缶と、宇川特産の海老芋。

「京の鯖」は、京都府立海洋高校(宮津市)の生徒さんが京都府産の鯖を使って開発した醤油味の鯖缶です。そして海老芋は、宇川アグリのみなさんが丹念に育てたものです。

多くの候補がありましたが、試作を繰り返した結果、こがし醤油やスパイスで煮込んだ「和風味」のカレーに決定しました。

​こんな苦労がありました。

緊急事態宣言の時期であったため、思うように試作が進まず時間がかかりました。

今回の新商品である鯖カレーは「和風」の味付けにこだわっています。鯖カレーにあう味を見つけ出すことが難しく、何度も何度も試作を行いました。そして、和風味に決定してからも、和風の味付けを強くするとカレーうどんのようになってしまい、鯖カレーオリジナルの味をつくり出すまでに20回以上の試作を行いました。

また、宇川産の野菜を集めるのにも苦労しました。私たちが製造しているカレーの中には、宇川地域の方が作ってくださった野菜を使用しています。ハウス栽培をあまり行っていない宇川では、カレーに使用する野菜の収穫時期が限られており、カレーを製造するタイミングを決めるのには本当に苦労しました。

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地域の方の温かさを実感。

野菜を作ってくださっている宇川アグリさん、戸根さん、酒井さんの思いをカレー缶という「形」にすることができたこと、ラベルを貼り商品を並べた際は、出来上がったという安心感や嬉しさ、達成感を強く感じました。

緊急事態宣言などの動きにくい状況の中で、試作が思うように進まないことが何度もありましたが、「最後まであきらめなければ必ず形になる」ということを、カレー缶を製造する中で、学び・得ることができました。

 

そして、宇川の地域の方々が「おいしかったよ」「また買うね」と、私たちがつくった商品を手に取り、喜んでくださる地域の方々の姿から、地域の方の温かさを実感しました。

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宇川をかける。

もっとくの人に宇川の魅力を知ってほしい
んな思いから、私たちのプロジェクトはまりました。

たちがったのは
川の魅力がと詰まった2種類のカレー。
そのも・・・

宇川を「かける」カレー。

この名には、
宇川の力をたくさん詰め込んだカレーをご飯に「ける」
地域のの人の間を「ける」
そんな商品にちますように。


この商でたさんのご
宇川とがりますように。
たくさんのいをめました。

 

​宇川をかける、カレー職人への道。

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ぁやろうか!”

今里先生のこんな掛け声とともに、私たちのカレー職人への道のりがスタートしました。

というか、カレーの缶詰づくりのスタートです。

初体験の缶詰づくり。たくさんの発見と困難が待ち受けていました。

植えだよっ!”

5月。今里先生のさらなる掛け声で、田植えの始まりです。

宇川の今里田は、久僧区の戸根さんに助けていただきながらの作業。

足が抜けない・・・、、、ぎゃーむむむ虫!!!

とかいろいろいろありますが、それもこれも楽しいゼミ活動。

めよか~”

とうとうこの日が・・・!

私たちの作ったカレーを製品にする日がやってきました!

詰められた缶詰を手に取った瞬間は、もう感動もの!

世の中のすべての製品に、たくさんの愛が詰まっていることを体験した一日でした。

ってくよ~!”

そしてそして、缶詰をとうとう宇川に持っていく日がやってきた!

どんな反応を見せてくれるだろう。。

喜んでもらえるだろうか。。

いろんな思いが頭の中を駆け巡るけど

​きっと喜んでくださる!そんな確信を胸に、いざ宇川へ出発。

私たちが今里田プロジェクトです。

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ひきの みねか

鹿のお尻が好き♡

もふもふしてるよね。

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かわぐち なおこ

実はカレーが一番好き。

食べるとつい笑顔に。。♪

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​たなか りな

カメラを愛してます♪

食べるのも好き♡

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鯖です。

食べると海が見えます。(嘘です)

宮津海洋高校で生まれました。

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鹿です。

食べると山に行けます。

(嘘です)

京丹後ですくすく育ちました♪

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やました さら

カレーにも真剣に。

​いや~おいしいわこれ。

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やまね みなこ

両手にカレー。

やっぱこれでしょ♪

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今里米です。

手植&無農薬のこだわり

宇川って楽しいわ~♪

​温泉もいい湯だしね~

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