大地から生まれて、大地に還る。
自分たちで食べるものは自分たちで作る。
そんな想いで、2021年からスタートしたのが
”YAMA UKAWA FARM” です。
丹後半島先端・宇川で
安心安全な無農薬米を作っています。
YAMA UKAWA FARM X ヤマウカワファーム
まずは、僕たちの商品を知ってください。
僕たちがお届けするのは、完全無農薬米。
農薬を使わない。
それは、想像以上に大変なことでした。
”農業は雑草との闘い” と揶揄されるように、
僕たちの米作りも、雑草や害虫、獣との闘いです。
YAMA UKAWA FARMのこだわり。
「 大地から生まれて、大地に還ること。」
「自分たちで食べるものは自分たちで作る。」
これが、私たちが目指す場所です。
そのために、米作りでは本当に困難とされている無農薬米を選びました。
通常はそのほとんどの工程を機械によって行うことが主流の米作。
稲刈り機や乾燥機を使用して実施する工程を、YAMAUKAWAFARMでは、手作業で実施するものがとても多い。稲刈りも手刈りするものもあります。
刈り取った稲は束にして、竹で組んだ稲木(イナキ)で天日干しにします。
天日干しにすることで、米粒や稲に機械によるストレスがかかりません。
また、天日干しでは、お日様の光が稲穂に宿る栄養分や水分をじっくりとお米に浸透させてくれるため、お米はより甘く仕上がるのです。
どんなお米が届くの?
YAMAUKAWAFARMのお米は、完全無農薬の自然農法での栽培を目指しています。
基本的に農薬も化学肥料も使用しません。使用する肥料は米由来のもののみです。
田んぼで使用する水は、山から直接引かれた水を使用しています。
稲刈りも乾燥も、機械も使いますが手作業で実施するものも多いです。何よりも”天日干し”によるお米の熟成は、米本来の甘みを引き出し、より”自然な旨味が強い”お米へと成長します。
時には虫食いの米粒があるかもしれません。
でもそれは、そのお米が”安全”な証拠です。虫も食べないお米は、人が食べても安全ではありません。
一般的に、非常に困難と言われている無農薬米。
YAMAUKAWAFARMでも困難さは変わらず、その栽培は雑草や獣、自然の驚異との闘いです。
しかしその奮闘が、美味しい空気と美味しい水が、安心安全な米を育むのです。
僕たちが選んだ、”自然農”という栽培方法。
農薬や人糞肥料・化学肥料を⼀切使⽤せずに、
枯れ草や藁などで堆肥を作って⽥畑に還元し、
⾃然界の⼟壌と同じ⽣命⼒溢れる⼟を作り出し、
⾃然の仕組みを上⼿に再現した農産物の⽣産⽅法を
”自然農”と言います。
「不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)」
僕たちの田んぼも、適度に本来の自然農を取り入れながら、自然界の土壌と同じような生命力あふれる土壌を目指し、日々奮闘しています。
参照元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E6%B3%95
2種類のお米を栽培しています。
YAMAUKAWAFARMでは、2種類のお米を栽培しています。
【 こしひかり - koshihikari 】
現在日本で最も出回っているコシヒカリ。
丹後のお米は、新潟などの一大米産地に負けないクラスのお米が作られています。供給量が少ないため、なかなか出回りませんが、美味しいお米ができる土壌がここにはあるのです。
つまり、丹後半島の風土や気候が、うまい米づくりに適しているということです。
【 日本晴 - nihonbare 】
日本晴は、かつての日本では、最も多く栽培されていたこともある有名なお米です。コシヒカリなどと比べると、全体的にあっさりとしていて、”甘みが少ない”と感じるかもしれませんが、それこそが日本晴れの特徴なのです。お米があっさりしている分、どんなおかずとも相性バツグン。
始めて食べると、米粒が硬いと感じるかもしれませんが、それもこのお米の特徴です。少し食感を変えたいときは、浸水時間を眺め(3時間~)にしてみてください。米粒がふっくらとするのでオススメです。
感謝を込めて。
僕たちが今ここに至るまでの道のりには、たくさんの皆さまの助けと支えがありました。
どこの田んぼで作ったらいいだろうか、田植えはどうしたらいいのか、ちゃんと実るだろうか、雑草がたくさん生えた僕たちの田んぼを見るたびに、様々な思いが駆け巡りました。
立ち止まることも、悩むこともたくさんありましたが、2021年秋に初めての収穫の時を迎えられたことは、僕たちにとって、とても言葉では言い表せられない思いがあります。
その時々で、相談に乗ってくれた皆さま、手を貸してくれた友人たち、一緒に作業をしてくれた仲間たち、宇川に僕たちを迎え入れてくれた宇川の皆さん、
そのすべての方々へ、こころからの感謝を贈りたい。
ありがとうございました!
そして、これからも、僕たちをどうぞよろしくお願いします!
丹後半島の宇川にある上野が
僕たちの拠点です。
なぜ、僕たちが丹後半島を選んだのか。
元々ニュージーランド、オーストラリアの果樹農家で働いていた二人。
日本に帰国するにあたり、どこに住むか、何をするかを考えました。
まず、何をするか。
大地から生まれて、大地に帰る。
その思いから、自分たちの食べるものは自分たちで作ることを決めました。
次に、どこでするか。
日本全国、いろんな場所を検討する中で、アキ君の実家がある丹後も候補の一つに上がりました。
丹後ってそもそもどんなところ?という素朴な疑問から、丹後が新潟などにも負けないクラスの米を生む土地だということを、そして、丹後が稲作発祥の地ともいわれていることを知りました。
そして最近になって、上野から発掘された約3万6千年前の遺跡は、日本最古級の古墳なのです。
供給量が少ないため、なかなか出回りませんが、いにしえの時代から、ここに多くの人々が住んでいたことは、つまり美味しい作物ができる土壌がここにあるということなのだと、僕たちは理解しました。
丹後半島の風土や気候が、うまい米づくりに適している。
それが、僕たちが”丹後半島”を選んだ理由です。
丹後半島のどんな場所で作っているの?
僕たちが米作りをする”宇川”は、丹後半島の最先端にある地域です。
その宇川の中の、”上野(うえの)”という地域で、僕たちは米作りをしています。
ここには、世界中から人々が訪れる美しい高嶋海岸や、3万6千年前の上野遺跡、六神社、京都精華大学サテライトキャンパス、オートキャンプ場など、たくさんの自然と歴史、そこに集うヒトやモノがあります。
なぜ”上野”にしたのか。
アキ君の実家が既にあり、住まいに困らなかったのも理由の一つですが、お米の無農薬栽培に最も気を遣うのは”水”です。自分たちの田んぼには農薬を使用していなくても、周囲の田んぼが農薬を使用していれば、その田んぼから流れ出る”水”には農薬が混ざっていることがあるのです。
そのため、YAMAUKAWAFARMでは、山から直接水が入る田んぼで、米を作っています。YAMAUKAWAFARMの上には、旧宇川中学校と、無人のお寺しかありません。その後ろには、雄大な丹後の自然が広がっています。
まだまだ
まだまだ新米農家ですが、農薬も化学肥料も使用しない、純粋な土でできた田んぼへ、僕たちの挑戦は続きます。
今年、来年、再来年と、
年を追うごとに良い土に変わっていくことと思います。
そんな変化も楽しみに、YAMAUKAWAFARMを末永く応援いただけたら幸いです。